レッスンの効果を高めるノート術
この記事は、当教室の生徒さんをはじめ、楽器を習っている方に向けて作成しております。先生にいつも同じところを注意されてしまったり、思うように演奏できなくて悩んでいる方に少しでもヒントになれば幸いです。
用意するもの
・ノート
・ペン
・青いペン
ペンはなるべく鉛筆もしくはシャープペンのようにすぐに消せるものをおすすめします。シャープペンはぺんてるのタフ(0.7mm)がおすすめです。
ノートの種類
ノートはこのような一般的なもので十分です。
ノートに線を引く
まずはこのように線で4分割します。線の色は何でもOKですが、私はいつも青を使用しています。線は、消えないように鉛筆やシャープペンではなくボールペンなどで引いてください。
4分割の内容
1. 日付
この欄には日付を書きます。また、空いているスペースに『レッスン』もしくは『練習』と書き入れます。
2. レッスン内容&練習内容
レッスンで行ったこと、先生に指摘されたこと、練習でやったことなどを書き入れましょう。記憶が新しいうちに必ず行いましょう。
3. 気がついたこと
2.の欄で気になったことや、気がついたことなどを書き入れましょう。
4. 目標や計画
「◯日までに暗譜する」「今週は◯◯と◯◯を鍛える」「◯◯をBPM120で弾けるようにする」など、目標を言語化しできれば数値化しましょう。
※1.〜4.の枠の大きさは、実際ノートを取りながら自分に合った比率を見つけてください。
まとめ
いかがでしょうか?「何あたり前のことを言ってるんだ?」と思われてしまうかも知れませんね。でも、この一見当たり前のようなことでも、ちゃんとやるととても効果がでるかと思います。
ポイントは、自分の行動や思考の言語化&可視化です。上手く行ってない時というのは、これらが出来ていないことが多く、頭の中でただモヤモヤしているのですよね。
今の時代、スマホやPCでも管理はできるかと思うのですが、手で書くことが科学的にも良いと証明されているようです。実際私も日頃からこのようなノートを始め、手帳に手書きで色々と書き込んでおりますが、ミスも減りますし、手で色々と頭の中のモヤモヤを書いているうちに思考が整理されていく感覚が味わえます。
もし、レッスンや練習のメモを取っていない方でしたら、ぜひメモをとることをオススメします。また、既にメモを取っている方にも、この4分割ノート術をオススメいたします。ぜひお試しください。