タブ譜なしで弾ける!ギタリストのための五線譜マスター講座が終了しました

タブ譜なしで弾ける!ギタリストのための五線譜マスター講座が終了しました。

本講座では「五線譜の楽譜をギターで弾けるようになる」ことを目標に、段階的に学習を進めました。

1.講座の概要

90分の講義では、内容を詰め込みすぎず、音名や音程の読み方にフォーカスしました。今後は音価(音符や休符)の理解も深めていく予定です。

まず、五線譜のメリットについて、自身の経験談を交えながら解説しました。

2.五線譜を学ぶ必要性

私が「タブ譜だけでは不十分」と痛感したのは高校時代。自作曲をバンドメンバーに渡した際、「譜面は?キーは?コード進行は?」と聞かれ、自分が何も知らないことに気づきました。

また、ロックからクラシックやジャズにも興味を持ち、楽譜や教本を購入するもタブ譜なし。指板と格闘する日々が続きました。しかし、五線譜を読めるようになったことで、音楽の理解が深まり、多くの恩恵を受けることができました。

3.五線譜を読む前に覚えること

五線譜を読むための基礎として、以下の点を押さえました。

・音名をアルファベットでも言えるようにする
「ドレミファソラシド」→「CDEFGABC」に変換できるようにしましょう。

・ギターの開放弦の音名を覚える
6弦から「E-A-D-G-B-E」とスムーズに言えるように。

・メジャースケールの構造を理解する
全音と半音の関係(全・全・半・全・全・全・半)を理解し、指板上の音を把握できるようにします。

これらを覚えることで、指板の音の位置が自然と分かるようになります。

4.五線譜を読むトレーニング

五線譜の基本構造(音部記号・間・線・加線)を解説した後、実践に移りました。

1.白紙の指板図に音名を書き込む → 指板を俯瞰できるようになる
2.童謡などの簡単なメロディーを音名で歌う
3.メロディーをギターで演奏する

譜面を見ながら指板を見ずに弾くことで、音名と指板の位置を脳内で結びつけるトレーニングを行いました。これはタッチタイピング(ブラインドタッチ)に近い感覚です。

こちらは、ちょうど白紙の指板図に音名を書き入れてもらってるところですね。こうやって紙に書くことによって、指板を俯瞰することができるようになります。

5.まとめ &今後の展望 

指板を見ずに弾くスキルが必要になるため、最初は難しく感じるかもしれません。しかし、得られるメリットはそれ以上に大きいです。

五線譜を読む力を身につけることで、音楽の理解が深まり、表現の幅も広がります。今後もこのスキルを強く推奨していきます!

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