おさらい会終了いたしました

おさらい会が無事に終了いたしました。お越しいただいたみなさま、参加していただいたみなさま、お暑い中お越しいただき、そして準備や後片付け等もご協力いただき誠にありがとうございました。

おさらい会とは、別名『度胸をつける会』です。人前で弾くには度胸が必要です。度胸は、日頃の練習はもちろんのこと、このような場で実際に演奏することによって身につきます。また、いつもと違う環境で弾くことで失敗も多いかと思います。

「失敗」というとすごくネガティブに捉えられてしまうかも知れませんが「失敗は未来をより良くするためのデータ」だと思えばどうでしょうか?ほら、何か失敗があまり怖くなくなったでしょう?(まぁ、そう簡単にはいかないか〜)いずれにしても、本番を経験することは誰にとってもかけがえのないものになるはずです。今回は10名の参加となりました(2名お休み)。回想しながらレポートしてみます。

現時点で教室最年少のKくん。入会当初はギターの構え方や弦の押さえ方を覚えたり、五線譜の読み方を覚えたりで大変でしたが、ここ最近少しずつできるようになってきましたね。本番は緊張しちゃうかな?と少し心配でしたが堂々たる演奏でした。

トップを飾ったKくんのお兄さんであるSくん。難易度の高い2ndパートを弾いてくれました。終始伴奏が安定していたので1stのパートを楽しく弾くことができました。最近のレッスンでは音階練習やクロマチックトレーニングにも着手。この調子でこれからも色んなテクニックや曲をマスターしていきましょう。

ソロとデュオを弾いてくれたTくん。ソロの時に足台の高さがちょっと合ってなかったのでヒヤッとしましたが何事もなかったようにいつも通り弾いてくれました。デュオの方は、しっかりと僕の演奏に応えるように表現できましたね。

ここ最近グングンと背が伸びてきているSくん。ギターの方も新しいコードや伴奏パターンをどんどんと吸収。今回の曲も1拍ごとにコードチェンジするところもあり大変だったと思いますが見事に弾ききってくれました。これからはメロディー弾きもできるようにテクニックを磨いていきましょう。

1番手、2番手のKくんとSくんのお母さまのNさん。以前は他のギター教室でクラシックギターを習っていたようですが、うちの教室に通い始めてからアコースティックギターにチェンジしました。当初は慣れないコード弾きに苦戦してましたが、今回は大きくステップアップして弾き語りにチャレンジ。アコースティックギターに持ち替えてからまだ数ヶ月ですが大きな一歩となりましたね。この調子でレパートリーを増やしていきましょう。

教室に通い始めて1年ちょっとのIさん。Iさんも弾き語りにチャレンジ。Iさんに予め渡すことになっていた譜面を僕が渡し忘れてしまいぶっつけ本番となりましたが、何とか無事に演奏ができました。譜面がなかったことによってお互いの音にも集中できたかも知れませんね。最近エレキギターも手に入れたようなので、今後も色々とチャレンジしていきましょう。

エレキギターで参戦のYさん。音色の切り替えがスムースにできましたね。チョーキングの音程もだいぶ安定してきました。出だしの不安定さが気になるところなので、発表会までにしっかりと対策を練っていきましょう。

アンサンブルで参加のNさん、Hさん、Kさん。月1回みんなで集まって練習してますが、今回演奏する曲をここ最近練習してなかったので少し不安でしたが上手く調和が取れていたかと思います。2名お休みだったので僕が担当したパートがちょっと厚みが出すぎてしまいました。ここは僕がコントロールすべきでした。反省。

おまけ。ギターに足を引っ掛けてしまい倒れそうになるギターを必死で庇ったために(結局アコースティックギターは倒れてしまった)ひっくり返ってしまいました。幸いにギターも僕自身の身体も無事でしたが見事な失敗でした。

冒頭で言った「失敗は未来をより良くするためのデータ」とするならば、今回の失敗の原因は2つ。ひとつはギタースタンドの選択。荷物を少しでも軽くするために折りたたみ式の簡易なものを使用。いつも使っている丈夫なスタンドなら足を引っ掛けたところでビクともしなかったはず。あともう一つは動線の確保。カメラ写りを考慮してギターを近くに並べすぎました。

次からは…
・イベントで使用するスタンドは丈夫なものを使用すること
・動線を必ず確保すること
・撮影を誰かにお願いすること
・ケーブル類につまずかないようにテープで固定すること
これらをしっかりと厳守します。

以上「100回の練習より1回の本番」を身を以て痛感。失敗することは時に恥ずかしかったり悔しかったりしますが、それをバネに未来がより良くなるならば失敗なんて怖くない…かも知れませんね^^;

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