ギターの練習をする気が起こらない時の対処法11選

ギターの練習をする意思があっても、気分が乗らなかったり、腰が重かったりする方も多いかと思います。今回は、そんなみなさまに11個の対処法を紹介致します。それぞれの項目を実行することによって、劇的な変化や効果は無いかと思いますが、何もしないよりは遥かに良いので自分が気軽にできそうなものからぜひ始めてみてください。

1.ケースから出す

ケースにしまったままでは当然のことながら練習はできません。いますぐに取り出しましょう。「後で〜」ではなく今です!ギターを取り出したらギターを片手に続きをお読みください。ちなみに僕はいつでも気軽にギターを手にしたいので、ギターはギタースタンドに立てっぱなしです。

2.クリーニングをする

ホコリが溜まってたり手垢がついていたりしませんか?そんな時はクロスでさっとひと拭き。手が届きづらいところは刷毛などを使ってホコリを払ってください。ちなみに僕は100円ショップなどで売られている小さめの刷毛を使ってます。楽器がきれいになるとちょっと弾きたくなってきませんか!?

3.チューニングをする

純粋にチューニングするだけでOK。ここでの目的は楽器を鳴らすことです。チューニングすることで目的は達成するので、その後ギターを置いて他のことをやっても良いですし、引き続きギターを弾くのも良いです。ワンチャン練習しちゃってください。

4.弦を張り替える

張替えたてのジャキーンとした音は弾くのも聴くのも気持ち良いですよね。ひと手間かかりますが、弦の張替えは効果絶大です。もちろん人それぞれ好みがあって、弦を張ってしばらくして落ち着いたころのサウンドが好きな方もいらっしゃると思います。でも、新しい弦に張り替えるメリットはサウンドだけではなく、音程の安定感や、フレットを長持ちさせることにもつながりますので、しばらく弦交換をしていないのであればぜひ交換してみてください。

5.メンテナンスに出す

4.の『弦を張り替える』も含まれますが、楽器のメンテンスも効果絶大です。エレキギターであれば、オクターブ調整、ネックの調整、弦高調整、ピックアップ高さ調整をするのが良いですね。ベストな調整がされているギターを弾くのは気持ちがいいものです。必要に応じてフレット磨き、ナット溝クリーニング&潤滑剤塗布もするのが良いでしょう。自分で気軽にできるものもあれば、専門家じゃないと難しい部分もあります。楽器を買ってからまだ一度もそのようなメンテナンスをしていない方はぜひ、リペアの専門家に見てもらうのが良いかと思います。場合によっては、ナット調整、フレット交換、ポット&ジャック交換なども必要になるかも知れません。アコギやクラシックも同様ですが、エレキほど調整部位はないです。しかしながら、エレキと違い、表面板の変形やブリッジの剥がれ、クラシッギターにおいては、ネックにトラスロッドがついてないものが多いので、ネックが反っている場合は少し手間がかかる(ネックアイロンや指板修正など)場合があります。いずれにしても、専門家に一度楽器を調整してもらうことをおすすめします。

6.ピックを交換する(爪を整える)

ピックは見た目がきれいに見えても指でさわるとガサガサしていることがあります。ガサガサしているピックで奏でるとやはりサウンドもガサガサしますので、この場合はピックの先をサンドペーパーなどで削って修正するか、新しいピックに取り替えてください。ちなみに僕はタミヤのフィニッシングペーパー(2000番)でピックの先を磨いています。新品のピックや、整えたあとのピックで弾くと気持ち良いですよね。また、指弾き(爪弾き)の方であれば、爪先を整えます。爪切りで爪を切ると、爪の表面に空気が入ってしまい薄く剥がれる恐れがあるので、できれば爪切りを使用せずに爪用のヤスリなどで長さや形を整えてください。僕はガラスのヤスリで粗砥ぎしたあとに、タミヤのフィニッシングペーパーで磨いてます。最近ではセリアで売ってるヤスリ(爪用ではなく工具売り場に売ってる8本入り)も使ってます。あと指板を押さえる方の指の爪が長い方はいま直ぐに切りましょう。ただし深爪しすぎないように注意

7.好きな曲のリストを作る

用意するのは紙とペンのみ。自分が昔好きだった曲や、影響を受けた曲をひたすら書いていきます。YouTubeやSpotifyなどで確認しながらでもOKです。ここで大事なことは『アンテナを張る』ということです。自分が好きな曲の傾向を把握しているだけでも、不思議と関連した情報が集まってくるものです。また『好きこそものの上手なれ』も侮れません。ただし、好きな曲が、習熟度において難しすぎたりする場合もあるかと思います。自分の習熟度に合った曲を見つけ出せるようにたくさんリストを作っておきましょう。

8.タイマーをセットする

タイマーの効果も侮れません。最初のうちは少なめの時間でセットするのがおすすめです。例えば5分でセットして何かの練習を始めたとします。すると想定以上に時間が短く感じられると思います。それでも長く感じた場合は更に短い時間にセットします。タイマーが鳴ったら休憩して、また続きを行っても良いし、そのまま練習終了でも構いません。

9.練習内容を精査する

習熟度にそぐわない練習をしているかも知れません。チャレンジ精神は大事なことですが、重荷になってしまったり、自信喪失してしまったりします。そんな時は初心に帰って基礎練習やシンプルな曲の練習をするのがおすすめです。

10.身の回りを整理する

僕の場合ですが、練習する気が起こらない時はたいてい身の回りが散らかっています。『部屋の乱れは心の乱れ』とはよく言ったもので、こういう時はギターに限らずあらゆることが上手く行ってないのですよね。なのでギターの練習のことは一旦置いておき、部屋(他、PCのデスクトップ画面など)の整理整頓をはじめます。整理整頓で疲れてしまってそのまま練習せずに終わってしまうこともありますが、効果は絶大です。

11.身体を休める

1〜10を試してみても上手く行かない場合は、ズバリ身体が疲れているのだと思います。そんな時はゆったりとお風呂に入って歯を磨いて寝ちゃいましょう。心身ともにリフレッシュした上で今一度1〜10を試してみてくだださい。

まとめ

いかがでしたでしょうか?いますぐに始められそうなものもあれば、ちょっと手間やお金がかかってしまうものもあるかと思います。無理せずに、まずは自分に合ったものから試していただけたらと思います。僕自身、いまちょっとスランプなので、備忘録がてら記事を作成しました。個人的には意外と3.チューニングをするがすごく自分にとっては効果が大きいですね。チューニングするだけでは終わらないものです。

それではみなさま、楽しいギターライフをお過ごしください。

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