第11回ギター教室発表会終了しました(午前の部)
第11回さいのおギター教室の発表会が終了しました。
コロナ禍の中、発表会どのような形で進めようかと悩みましたが、安全面を考慮し昨年同樣午前の部、午後の部と2部制で行うことにしました。
今年の発表会で利用したホールはクレアこうのす小ホール。初めて利用するホールでしたので、準備不足な部分や不手際などもあり終始慌ただしく進行してしまいましたが、ホールスタッフのみなさま、参加者のみなさま、生徒さんのご親族のみなさまのご理解とご協力のお陰で無事に最後まで終えることができました。改めましてありがとうございます。
記憶が新しいうちに、時系列に回想しながら今回の発表会をリポートしてみます。
例年通りプログラム作りは家族総出で行いました。毎年やっているので完全にマニュアル化しており年々作業スピードが上がっているように思います。
このデザインになってから歴代のプログラムを保管しています。今年も昨年同樣に明るい色をチョイス。
会場入口はこんな感じ。手作り感満載ですね。
今回選んだ会場はクレアこうのす小ホール。天井が高く程よい広さ。アコースティックギターはマイクを立てましたが、マイクなしでも気持ちよく響きました。
ステージはこんな感じ。今回はソロ、デュオ、カルテットという編成でした。
トップは当教室最年少(2021年11月現在)のTくん。今回はソロとデュオを演奏してくれました。デュオ曲では、僕がミスをしてしまいヒヤッとしましたが、動じることなく演奏を続けることができました。難曲だったと思いますが、とてもいい演奏でした。
ここ最近、ギターの音色がすごく大人っぽくなってきたYくん。ソロの演奏を舞台袖で聴いてましたが、すっかりギタリストになってきたなぁという印象。デュオでの伴奏も端切れが良く安定していたので一緒に弾いていてとても楽しかったです。
発表会前の最後のレッスンで思うように弾けなかったKちゃん。本番を迎えるまで心配でしたが、最後まで集中力を切らさず演奏ができました。今回の発表会で教室は卒業となりますが、ギターの練習を通じて学んだことをこれからも色んな場面で活かしてもらえたら嬉しいです。
ここ最近はアルペジオに力を入れてきたTくん。今回演奏した曲はまさにアルペジオがきれいな曲でした。当教室の発表会は原則インストゥルメンタルですが、実はTくん、歌声がとてもきれい。今回はインストゥルメンタルで演奏しましたが、これからはぜひ弾き語りの方も頑張ってください。
元々はエレキギターを習いに来ていたAさん。近年はアコースティックギターですが、クラシックギター教本を中心に基礎からしっかりと学んでいただいてます。今回はボサノヴァアレンジの曲で、メロディーも伴奏も難しかったと思いますが、とても雰囲気のあるいい演奏でした。
ソロで参加のOさん。内声の動きが繊細な曲でしたが、そういう部分もしっかりと表現できていました。指先だけではなく、耳も成長している様子。今後は基礎練習や新曲に取り組みつつ、和声の勉強にも取り組んでいきましょう。
初参加のOくん。押さえるコードの種類が多い上に、セーハのコードもたくさんでてくるので、練習が大変だったと思います。最初のうちはうまく音が出なかったり、コードチェンジが間に合わなくて途切れてしまったりして大変でした。でもこの数ヶ月で本当に上達しました。
昨年はソロで参加のTくん、今年はデュオで参加。ジャジーでファンキーな曲調。最近のレッスンではチョーキングに力を入れてきたのですが、練習を通じてチョーキングの音程がすごく良くなりました。
午前の部最後はギターアンサンブル。2019年に発足したのですが、昨年はコロナの影響で自粛。そして今年はじめから活動再開をしました。月1回みんなで集まって練習を重ねてきました。2年前の初演より個々の成長、そしてアンサンブルとしての成長を感じました。また、2年前の演奏に引き続き僕の自作曲『Quiet Rain』を演奏。この曲は、みなさんとの練習を通じて少しずつ育っていたように思います。作曲者としてこの上ない幸せを感じました。
最後は午前の部の参加者のみなさまと記念撮影。みなさん達成感のある清々しい表情。本番を体験することで得られる学びがあります。きっとみなさまも何かしら感じ取ったかと思います。みなさまお疲れさまでした!!
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