第11回ギター教室発表会終了しました(午後の部)

それでは午前の部に引き続き午後の部も紹介していきます。その前に、今回使用した愛器の紹介。左からMoonのテレキャスター、Fender Japanのストラトキャスター、HeritageのSweet16、川田一行のクラシックギター、Y.Yairiのアコースティックギター。実はテレキャスター、ストラトキャスター、アコースティックギターは借り物&戴き物。教室にたくさんギターがありますが、半数は借り物や戴き物です。僕に提供してくださっている元生徒のみなさま、友人のみなさま、改めましてありがとうございます。

午後の部の最初はMくん。スーツ姿がかっこいいですね。昨年まではギターが大きく見えましたが、今年はちょうど良い感じ。音量も大きくなり、音色やリズムのコントロールもだいぶ上達しました。伴奏も安定していて一緒に弾いていて楽しかったです。

発表会初参加のSくん。細かいフレーズがあったり、伴奏のバリエーションが多かったりで大変だったと思いますが、初参加とは思えないくらい安定した演奏でした。Sくんは歌声も素敵なので今後は弾き語りにもチャレンジしてもらえたらと思います。

ここ最近コードの伴奏がすごく上達してきたAくん。ミスをするとパニックになる傾向があったので本番はどうなるか心配でした。序盤はまずまずの出だしでしたが中盤手前でコードチェンジのタイミングがずれてしまい、そこからやや不安定な演奏が続きました。なんとか最後は持ち直しましたが、本人はとても悔しかった様子。ミスをなくす努力も大事ですが、日頃からミスを想定した練習をするのも大事です。そのような練習を重ねることによって「ミスをしても大丈夫!」と思えるようになり、演奏もメンタルも安定します。今回の悔しい経験をバネに、より一層成長してもらえたらなと思います。

発表会初参加のNちゃん。彼女は吹奏楽部でチューバとエレキベースを担当。ここ最近はエレキベースのレッスンが続いていて、発表会に向けての練習が遅れてしまい、不安を抱えた中での本番だったと思います。メロディーの演奏はやや不安定だったものの、見失うことなく最後まで弾ききりました。伴奏はとても端切れが良く気持ちいリズムだったので僕もとても気持ちよくメロディーを奏でることができました。

ソロで参加のKさん。昨年と同じ曲を演奏。日頃のレッスンで基礎をしっかりと学んでいる成果が演奏に現れていました。舞台袖で聴いてましたが、音色のコントロールがすごく上達したなと思いました。また、苦手だったセーハもだいぶきれいに出せるようになってきました。この調子でまた基礎を続けつつレパートリーも増やしていただけたらなと思います。

ソロで参加のNさん。イントロを弾いた瞬間、会場の空気が変わったのがすごく印象的でした。それだけ会場にいたみなさまが真剣に聴き入っていたのだと思います。小さいミスはありましたが、ミスしても動じることなく演奏ができるようになったことは最大の収穫だったのではないでしょうか。

今回は伴奏とソロにチャレンジしてくれたYさん。伴奏は途中で少し見失ってしまいましたが、後を引きずることなく復帰できました。ソロは緊張のため少し混乱していた様子。でも、ソロの練習を通じてチョーキングの音程や、リズムがすごく上達したと思います。

難曲に挑戦したYちゃん。練習を始めた当初は「仕上げ間に合うかな!?」と不安でしたが、本番に合わせてよく頑張りました。発表会は終わりましたが、かっこいいフレーズが満載の曲なので、これからも忘れないように練習を続けてみるのも良いかも知れませんね。

ジャズギターデュオで参加のKさん。アドリブはとても良い感じだったので、今回は伴奏の練習に力を入れてきました。本番では伴奏が8小節抜けちゃうミスがありましたが、大きく引きずることなく最後まで集中して演奏ができました。発表会に向けた練習を通じてメンタルもすごく強くなりました。

午後の部最後は、午前に引き続きアンサンブルのみなさん。午前は僕も含めてちょっと固い印象でしたが、午後は少しリラックスして演奏ができたかと思います。今年の1月から練習を重ねてきて、本当にみなさんすごく成長したように思います。今後もこのアンサンブルの活動は続けていく予定です。来年はさらなるパワーアップができるように、みなさまと共に、自身も指揮者として、指導者として、そして新曲も作れるように頑張っていけたらなと思います。

最後は午後の部の参加者のみなさまと記念撮影。いい表情になるように毎回「道祖尾先生の好きな飲物は〜?」「ウイスキー」とか「1+1は?」「に〜」とかコールしているのですが。そろそろこちらも新作を作らないとな〜と。でも、みなさま本当に清々しい良い表情。本当によく頑張りました。


発表会からちょうど1週間が経ちました。いつもは燃え尽き症候群になるのですが、今回はあえて休暇を取らずに翌日からレッスンを入れました。おかげさまで燃え尽きずに来年の発表会に向けての新たな試みを思案中。

11月も終わりに近づき、今年も残すところ約1ヶ月となりました。昨年に続き今年もコロナに振り回された1年でした。その中で教室の運営ができていること、そして発表会を無事に終わらせられたことは、教室運営者として、指導者として、そしてギタリストとして大きな自信になりました。慢心せずに今後も研鑽を積みつつ、常にチャレンジ精神をもって教室運営をしていきます。

長くなりましたがこれで2021年第11回教室発表会のリポートを終わりにします。最後までご覧いただきありがとうございました。

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