第14回ギター教室発表会終了しました(第二部)
第一部はアコースティック(クラシック)ギターでしたが、第二部はガラッと雰囲気を変えてエレキギターによるバンドアンサンブルです。プロのミュージシャンをお招きし、本格的なバンドサウンドの中で演奏していただきました。それでは早速振り返ってみましょう。
第二部のトップを飾ったのは昨年末からギターを始めたSくん。当初からやりたい曲があり、この大舞台で見事に目標を達成しました。「好きこそものの上手なれ」を正に体現したのではないでしょうか。今後は、リズムやコード、譜面の読み方など勉強しつつ、色んな曲にチャレンジしていきましょう。
前回の発表会はクラシックギターで参加していたSくん。昨年末からエレキギターを始めましたが、クラシックギターの下地があったおかげでグングンと急成長。当初は複雑なコードチェンジとエフェクターの切り替えに苦戦をしましたが、本番までにしっかりと合わせられるようになりました。今後もクラシックにロックにギターを楽しんで行きましょう。
過去の発表会ではクラシックギターで参加していたTくん。長らくクラシックギターを学んできましたが、クラシックギター教本を終え、今年から念願のエレキギターを始めました。基礎がしっかりしているので成長が著しいです。僕が作成したジャジーでブルージーなソロパートも見事に演奏してくれました。横目でチラッと彼の姿を見ましたがその姿は正にギタリストそのものでした。この調子で色んなジャンルと曲にチャレンジしていきましょう。
今回で4回目の発表会のOくん。今回チャレンジした曲は、テンポが速い上に弦飛びのフレーズがたくさん出てくる難曲でした。当初は苦戦しましたが、確実に弾けるテンポから地道にじっくりと練習を重ねてきました。辛抱強く頑張ったおかげでいい演奏ができましたね。この調子でまた大好きな曲にチャレンジしてください。
アコースティックギターから始めましたが、近年はエレキギターに持ち替えてギターを楽しんでいるIさん。リバーブの設定が絶妙でとてもいいサウンドでした。前回の発表会は練習が思うように進まずにナーバスな状態で本番を迎えましたが、今回は自信を持って本番に臨めた様子。大きな成長を感じました。ケーブルを自作したり、ギターの改造にも興味がるようなので、今後はそれらも含めてギターライフを満喫していただけたらと思います。
昨年の発表会が終わり、早々に今年の課題曲を決めたYさん。リズムに苦戦し道半ばで別の曲に変更。変更が功を奏して順調に仕上げて本番を迎えましたが、出だしのフレーズで大きく音を外してしまいました。それでも大きく取り乱すことなく演奏を立て直し、後半はいつも通りに演奏ができました。これは大きな進歩でした。今後はクラシックギターにもチャレンジしてみたいとのことなので、両方楽しんでいただけたらと思います。
今年新しいギターを手に入れたHさん。シースルーのブルーが美しいですね。Hさんは第一部でも四重奏で参加していたので、アコースティックギターにエレキギターに練習が大変だったと思いまが良く頑張りました。エフェクトの切り替えやスイッチング奏法も上手くいきましたね。久しぶりのエレキギターでの演奏でしたが、今後もエレキ・アコギ両方楽しんでください。
毎回当教室の発表会の写真撮影をお願いしているYさん。今回も素敵な写真をたくさん撮って頂きありがとうございました。昨年に引き続き某アニメの曲を演奏。昨年はサイドギターパートの演奏でしたが、今回はリードパートの演奏にチャレンジ。当初は思うように指が回らなくて苦戦しましたが、遅いテンポから着実に弾けるように練習を重ねてきました。地道な努力が実を結んだのではないでしょうか。この調子でレパートリーをどんどん増やしていってください。
発表会初参加のKさん。初参加ながら、教室主催のセッションやおさらい会に積極的に参加してきた努力が実を結んだ演奏になりました。サウンドメイキングもバッチリでした。一番の見せ場のところで前に出てきたので「お〜!!」って隣で嬉しくなっちゃいました。上手に演奏することも大事ですが、こういうショーマンシップも大事ですよね。これからもその心を忘れずに楽しんでください。
第二部の最後を飾るのは昨年に引き続きHさん。発表会に向けて新たなエレガットを手に入れジャズの名曲を演奏してくれました。レッスンでは、僕とデュオ形式で行っているので、プロミュージシャンをバックにしての演奏はまた違った味わいがあったと思います。イントロ〜テーマ〜アドリブ〜テーマ〜エンディングという流れは、こうやって生のバンドじゃないと中々技術が身につかないものです。今後はレッスンはもちろん、セッションやライブ等、外での活動にも力を入れていただけたらと思います。
これにて第14回さいのおギター教室の発表会は終了しました。このあとに講師演奏をする予定でしたが、昨年は時間が足りなくなってしまい後片付けが大変になってしまったので、今回は余裕をもって講師演奏はカットさせていただきました。う〜ん…残念!!
それでは、今回、第二部のサポートをしていただいた素敵なバンドメンバーを紹介させていただきます。
エレキベースからウッドベースまで、オールジャンルにご活躍のベーシストの宗像博善(むなかたひろよし)さん。今回も演奏はもちろんのこと、機材のセッティングをはじめ色んなところで助けていただきました。宗像さんとは同級生ですが(同じ中学校出身)僕にとっては頼れる兄貴的な存在。いい加減心配をかけないギタリストにならなくちゃなと反省する今日このごろ。
ライブやコンサートの情報は宗像さんの公式サイトからご覧いただけます。
ドラマーの森田伊宏(もりたただひろ)さん。ベースの宗像さんからの紹介で2011年の第一回目の発表会からずっとサポートをお願いしています。頼りになるドラマーです。森田さんは大宮で音楽学校を運営しています。ドラムだけではなく、ボーカル、ギター、ベース、ポピュラーピアノ、楽曲制作(DTM)のコースもあります。興味のある方はぜひチェックしてみてください。
おまけ。昨年と同様この4本で発表会を乗り切りました。今回もトラブルなく終えることができました。赤いストラトは20代始めのバンドマンだった頃から僕を支え続けてくれている相棒。かなりガタがきているので近い内にオーバーホールしてあげないと。他の3本もそれなりに年季が入ってきました。これからも苦楽を共に歩んでいきます。
生徒さんの機材。僕がZOOMユーザーだからか、ZOOM製品が多いですね。音作りはもちろんのこと、操作方法もしっかりとサポートしていきます。
最後はみんなで集合写真。2枚ありますが、途中で帰らないといけない方がいらっしゃったので、本番前に全員揃ってパシャリ。上の写真が本番前で、下の写真が本番後。いかがでしょうか?心なしか、本番後の方が柔らかな表情。みなさま、本当によく頑張りました!!
今年もみなさまのお陰で無事に発表会を終えることができました。改めてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
プログラムに『音楽で人生が豊かになる』と書きましたが、発表会に参加したみなさまはもちろんのこと、ギターに、音楽に触れいているみなさまは、きっと豊かな人生を送ることができるかと思いますし、そう信じています。
次回の発表会がより良いものになるように、上手く行かなかったところはしっかりと反省し改善に努めていきます。これからもさいのおギター教室をどうぞよろしくお願いいたします。