第10回ギター教室発表会終了しました(午後の部)

慌ただしく過ごした午前の部とは違い、午後の部は時間通りに開場、開演ができました。さてそれでは引き続き回想しながらリポートしていきます。


午後の部の最初は、初参加のMくん。レッスンでは演奏の方はもちろん、お辞儀の練習もたくさんしましたね。本番でも最後まで止まらず演奏できたし、良いお辞儀もできました。この調子でこれからもギター楽しんでいきましょう。

部活動や勉強で忙しく、ギターの練習時間がなかなか取れない日々、不安を抱えたまま本番を迎えたAくん。逃げ出したい気持ちや葛藤があったかも知れませんね。でも最後まで諦めずに弾いてくれました。その気力と勇気は誇れるもの。よく頑張りました。

レッスンでは「ギターで如何に歌うか?」をテーマに指導しました。レッスンを通じて表現力がすごく豊かになったかと思います。本番は終始落ち着いていましたが、伴奏に切り替わった時にテンポのキープできずどんどん速くなっちゃったように思います。今後のレッスンで練習していきましょう!

今回の選曲はいわゆる「泣きのメロディー」レッスンでは音のニュアンスの出し方や、シンコペーションのリズムに苦戦しましたが、レッスンを通じてすごく上達したかと思います。出だしや、展開部での不安定さは今後の課題ですね。普段の練習時から本番を想定した練習もできるように工夫していきましょう。

昨年はジャズで参加のTくん。今年はエレキギターでソロに挑戦。曲が決まったのタイミングが遅かったので発表会まで間に合うか不安でしたが、よく集中して仕上げてくれました。発表会が終わってもレパートリーの1曲として、これからもこの曲を弾き続けてくれると嬉しいです。

今年クラシックギターを手に入れたKさん。発表会では初めてのソロ演奏。セーハの多い曲で大変だったと思いますが、レッスンを通じてだいぶ押さえられるようになってきましたね。終わった後すごく悔しそうにしていたのが印象的でした。悔しさをバネにしつつ、良かったと思うところにもフォーカスしてみると今後の活力にもつながりますのでぜひ見つけてみてください。

レッスンでは、演奏中にテンポが安定せず、その影響で演奏が崩れがちだったのですが、本番は終始安定してました。ステージ上での演奏も立ち振舞もすごく良くなりました。その調子でこれからもレパートリーを増やしていきましょう。

いつも発表会の写真をお願いしているYさん。今回も素敵な写真を沢山撮っていただきました。今回の曲はシンコペーションの多い曲で大変でしたね。また伴奏も慣れない指弾きで、ピックの持ち替えに苦戦。苦肉の策で全部指で弾くことになりましたが、功を奏したかと思います。ストラトでしたが、すごく温かみのある良い音色でした。

午後の部最後はIさん。ここ数ヶ月はオンラインでレッスンを行なってます。久し振りに対面での演奏となりましたが、さすがにトリを務めるだけあって貫禄の演奏でした。伴奏のバリエーションもだいぶ増えましたね。この調子でこれからも続けていきましょう。

午前の部に引き続き最後は講師演奏。演奏直前に「午前と全く同じじゃつまらない」ということで冒頭で完全にフリーインプロビゼーションし、その流れで曲に入るというチャレンジを試みました。結果としては迷走してしまいましたが、やっぱり僕はジャズマンなんだなぁとも思いました。最後の方は集中力も切れてしまいミスも多かったですが、気持ちよかったなぁ。

そして最後は午後の部の集合写真。午前の部同様、緊張感から開放されたいい笑顔。みなさまお疲れさまでしたー。


発表会から1週間以上が経ちましたが、参加者のみなさまの中には、早くも次の目標を考えたり、新しいことにチャレンジしようと考えたりしている方もいらっしゃいます。僕自身、今回の発表会を通じて、発表の場を設ける事は、指導者としての使命なのだということを再認識できましたし、今回の参加者のみなさまの頑張っている姿を見て、新たなイベントを立ち上げる活力にもなりました。

今年もあと数週間で終わりますね。2020年はコロナ禍の影響で生活が一変してしまいましたが、2021年は健康と安全に留意しつつ、また新たなチャレンジができるように務めていけたらと思います。長くなりましたが、これにて2020年第10回さいのおギター教室のリポートを終了いたします。また次回よろしくお願いいたします。


2020年第10回さいのおギター教室発表会(午前の部)はこちら

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